象の体重の測り方

また、ちょいと遅れてしまいやした。
でも、ネタとしては旬ざんす。
今時の電車は、車中で映像流れてござんすよね?
まぁ、あれ、ついつい見ちゃうんでげすが、
つい最近、象の体重をどうやって測れば良いかって映像流れてたんでやんス。
そのやり方を一部始終見せてくれるんでげす。
まず、象をイカダに乗せて、沈んだ水位に印をつけるんでござんす。
で、いったん象を降ろし、今度は人間がその印ンとこにいくまで、
何人も、そのイカダに乗り込むんでやんス。
で、ちょうど同なしになった処で、乗り込んだ人間の体重を、
ま、一人一人計って、その合計で、象の体重がわかるってぇ寸法なんでげす。
ここまではね、「ほう・・・」って感じなんでげすよ。
でも、出た合計が、まぁ三千幾つかなんざんすが、
(象遣い含む)ってぇ、但し書きのある答えなんざんす。
それ見て、「ええええぇ〜〜〜!!!!」
って、思ったのはわっちだけざんすかねぇ〜?
だってですよ、象の体重を測るって言ってんでげすよ。
イカダに乗ってた人は、皆、体重計使って、計ったんでげすよ。
何で、最後に象遣いの人の体重引かなかったんでげしょうか?
何か、あそこまで大掛りにやっといて、残念!って感じじゃござんせんか。
ま、どうでもいいって言っちまえば、どうでもいい事なんざんすがね、
こんなちょっとした事に、引っかかるわっちなんでござんす。
最後に映る、達成感に満ちた笑顔で象にまたがっている象遣いの人が不憫でならない・・・。
そう思ってるのは、わっちだけでしょうかね〜。

そろばん

今やってるお芝居で、算盤使ってるんざんすが、
これ、ちょいとやると、なかなか面白いんでげす。
小学校の時にちろっとやらされやしたが、
そん時はあーた、ほぼ楽器でやんしたからねぇ〜(笑)
古臭い、役に立たないもんだと思っておりやした。

ところがどっこい、今、改めていじってみますってぇと、
良く出来ているヤツなんで御座いますよ。
紙で計算しますと、ま、1繰り上がるなんてぇ時は、
小さく1って書いて、次の位に足しますやね?
算盤は、珠一つあげりゃ良い訳でやんす。
数が具体化してるモンですから、大きい位からの計算が可能な訳でげす。

「何を今更、そんな当たり前の事に感心してるんだ!」
ってなことを言われそうでげすがね、
でも考えてもみて下さいまし。
数字はずっと見てても、同じ数字でやんすが、
算盤は、いくらでも数が数えられるんでげすよ。
これって、数に対する考え方、変わると思うんでやんすよ。
計算器に、計算の理論は教えてもらえやせんからね

しかも、あのシンプルで合理的なフォルム!
上からも下からも弾きやすい様に作られた紡錘形の美しい珠!!
これ考えた人、本当に凄いんでやんす。


うちの舞監のA氏が算盤やってやして、何しろ計算が速い!
すんごくかっちょいいと思いやして、
子供には絶対算盤を習わせる!と決めたもんでございやした。
え?えぇ、習わせやした、習わせやしたけどねぇ〜・・・・・・。
やっぱし、向き不向きはあるようでげす・・・。
そんな子の親ですから、あんまし期待は出来やせんが、
もう少ぅし、いじってみたい・・・、
そんな今日この頃でやんす。

あ、余談でやんすが、何かのTVで、算盤作ってるトコ見たんざんす。
職人さんが、あの珠入れる棒(桁って言うらしいっす)だけの状態で、
珠がたくさん入った段ボール箱の中を何回か潜らせますってぇと、
あーた、あげた時には全部4つの珠が入ってるんざんす。
恐るべし、職人技!!

算盤関係者に脱帽。感謝。

お芝居告知

今回は、ボヤキではなく、お芝居告知させていただきやす。
こないだリブレの本公演を終え(ご来場頂いた方、本当に有難う御座いました)、
休む間もなくレクラム舎の稽古に入りやした。
東京オリンピックの年の、算盤教室でのお話でやんす。
クセのあるおじさんたち、無理して踊ってやす。
伊東も、リブレでは絶対見せない女(!?)やっちょりやす。
ご興味のある方は是非来てやってくだせぇ。
連休明けの2週末、2ヶ所の劇場でやりやす。
よろしくお願いしまぁす!!!

○劇団レクラム舎公演
  「S町の物語」
 5月10日(木)〜13日(日)→スタジオAR(「松陰神社前」駅下車徒歩1分)
 5月17日(木)〜20日(日)→シアターXカイ(JR「両国」駅下車徒歩3分)

○タイムテーブル
  {スタジオAR}
   10日(木)14時〜、19時〜
   11日(金)14時〜、19時〜
   12日(土)14時〜、19時〜
   13日(日)14時〜、 
  {シアターXカイ}
   17日(木)19時〜、
   18日(金)14時〜、19時〜
   19日(土)14時〜、19時〜
   20日(日)14時〜、

○入場料金
  前売り        3500円
  当日         3800円
  60歳以上、学生   2500円
  中学生以下、算盤塾生 1500円

○お問い合わせ先  オフィス・レクラム舎 03−3410−0606
  スタジオAR 世田谷区若林4−24−20 TEL03−3414−7030
  シアターXカイ 墨田区両国2−10−14両国シティコア内 TEL03−5624−1181

*尚、スタジオARはキャパ60人程ですので、ゆったり御覧になりたい方は、カイの方をお勧めします。

歩くこと

知る人は知っていやすが、
わっちは、かなり歩行が速いんでござんすよ。
前に、稽古場行くわっちの後ろを歩いていた共演者が、
角をスッと曲がったわっちの姿を見て、
「凄いコーナリングでしたね。」と云わしめたほどの競歩女なんでございやす。

ま、歩いてますとね、前方4、5人前の輩をターゲットにして、
駅着くまでに抜くとか、
電車降りたら、一位通過で改札を抜けるとか、
結構、競馬の様に楽しんでますんで、
自ずと速くなっていくんでございやす。
時々、速すぎて自分でもスネが痛くなる程でやんして・・・。


だもんで、新宿、渋谷の人込みにはイライラするんでござんすよ。自分の歩幅が思うように取れないっちゅうか、
ありゃ、カンペキに進路妨害ざんす。
 
でも、わっちのコンピューターは冷静に働いて、
ターミネーターの様に、目に赤い線が現れ、進路をはじき出してくれるんでやんす。
人の波を縫っていく、この神業!!!

ところがでやんすよ、想定外の行動をとる輩がいるんでげすねぇ。
突然の、予期せぬ立ち止まり。
わっちの行動計画がすべておじゃんになる瞬間でげす・・・。


そんな時は、若い時には絶対無かった「舌打ち」。。。。。
聞こえよがしの「舌打ち」。。。。。


こりゃ、おばさん化ではなく、カンペキにおじさん化でやんすね。
ま、でも、明日も戦うぞぉ〜〜〜!!!

本番中!!!!

すいません、、、、
4日が初日で・・・・。
毎度のことながら、遅れました。
で、一週間遅れですが、ご案内。
今日から「SUBJECTION」始まります。
頭、ぐるんぐるんなる作品ですが、面白いです!!
是非観に来て下さいね!!!!
今回は告知のみで勘弁。

春!!!

は〜るよ、来い、は〜やく来い♪♪
てな歌から入ってみやした。
やっぱし、春ってぇのは、ウキウキして
良い季節ざんすからねぇ。
ま、花粉は非常に困りもんでげすがね。
でも、何かで聞いたんざんすが、
花粉症って、敏感な人がなるらしいっす。
だもんで、年取って鈍くなって来ると、
治ったりするらしいんざんす。
ま、ガードはしてるとはいえ、
そー云えば最近、症状が軽い様な・・・・・・。
鈍感になりつつあるんでげしょうか?・・・情けない・・・。
いかん、いかん、
春だから、恋でもして、若返り図らないと!!!
でげすがねぇ、今、ずっと稽古中でやんすが、
代り映えしない面々じゃ、
何かもう、家族同然でやんして、
とても恋なんざ出来やせん。
こないだ、パチンコしてて、
隣のワリとかっちょいいオッサンに話しかけられやしたが、
ま、所詮はクズ同士でやんすからねぇ・・・。
また、わっちの場合、ありゃ結構な仕事モードだもんで、
話しかけられるのは嫌いナンザンス。
でげすがね、
やっぱ、春!!!
今更、面倒っちい事はイヤなんで成就せずともよいんでげすが、
ちょいとしたドキドキは欲しいザンスよね。
あ〜あ〜。
それにしても、うちの劇団員にも、
春、来ませんな。
あ〜あ〜。

歳をとると云うことpart2

もう3月だってぇのに、まだまだ寒いざんすねぇ。
でも、まぁ、更年期なもんで、
寒いのに、ちょいと動いただけで、不必要に汗もかいちゃうんでございやす。
ま、それは更年期だけでなく、わっちの体格にも問題はあるとは思うんでげすがね・・・。
あんなに「夏のお嬢さん?!」だったのに、悲しいでげすね。


歳をとって悲しいと思ったのは、まだまだ一杯あるんですがね、
特に思っちゃった話。

こないだ、娘ッ子と買い物に行ったんざんすが、
ま、洋服は、好みも流行も有りますから仕方ないんでげすが、
文房具!!!
これに関しては自分でも、ちとショック受けちゃったんでございやす。
何しろ文房具は昔ッから大好きでやんして、
気に入るとペンにしろノートにしろ、全色揃えたくなっちゃうタイプなんざんすよ。
先生に憧れて、使いもしないのに6色のチョーク買ってみたり、6色極太マジック買ってみたり・・・。
お金さえあれば、あの、でっかいコンパスや三角定規も欲しかった!!!


でも、こないだ、「きゃー、これ可愛い!」って娘のノリについていけない自分を感じちゃったんでげす。
確かに可愛いけど、必要ないよねって思っちゃったんでげすねぇ。
実を取って、夢見られなくなっちゃってるんでげしょうかね・・・。
まぁ、まったくその気持ちが無くなった訳じゃないんでげすが、
「あ、そうか、若かったら無条件で、もう少しワクワク出来たな」ってね・・・。
それが、未だに大好きな文房具だったもんで、
ちと、わっちとしてはショック大きかったんざんす。
いろんなモノにどんどん興味無くなっていっちゃうんざんすかね?
悲しいですね〜、怖いですね〜、
では、さいなら、さいなら、さいなら
って、このネタも年寄りざんすね。